・太閤豊臣秀吉
百姓出身でありながら、その機転の速さから織田信長に重用され、信長が幻魔王となった後は、その懐刀として、幻魔とも深く関わりを持つことになる。
しかし、年を重ねるにつれて、秘めていた野望を剥き出しにし始める。
そして、全国から桜の樹を集め、“醍醐の花見”なる宴会を行おうと奇行に出る。

・石田光成
幼少から秀吉に仕える、秀吉の腹心・五奉行の筆頭。
秀吉の命を受け、自らの直轄地・堺に研究所を作り、幻魔の研究を開始する。
しかし、研究のさなか幻魔の魅力に取り付かれてしまう。
秀吉、三成の野望を知った天海とは幾度となくぶつかり合うことに。
物腰は丁寧だが、打算的で冷酷非情。

・柳生宗矩
柳生一族の異端。
柳生の剣を政治に利用し名を天下に轟かせたいと願い、豊臣臣下となり、幻魔に荷担することに。

しかし、彼には豊臣臣下としての忠誠があまり見られず、別の目的があって動いているらしい。
十兵衛とは浅からぬ因縁があり、蒼鬼たちを妨害するべく何度となく立ち塞がる。

・淀君
信長の妹・お市の娘、俗に言う浅井三姉妹の長女。お初の姉にあたる。
秀吉に引き取られ養育された後に側室となる。
嫡男・秀頼を出産したことで確固たるものとなったが当の本人は、天下から戦乱が無くなることを何より望む心優しい女性であった。

・ルイス・フロイス
イスパニアから来た宣教師。
医学の実験と称し、幻魔研究に没頭し非人道的な実験にまで平然と手を貸すようになる。
ロベルトは彼に両腕を改造された段階で逃げ伸びることができたようだ。

・刀足軽
ギルデンスタンが最初に造った兵士を素体とした造魔。
思考能力は低いが、原始的な「狩り」の能力を高める為に脳内に手術が施されている。

・三つ目・極
忍者を素体としており、暗殺や略奪を主な目的として活躍する。

・ガッチャ
強大な腕力と絶大な硬度の肉体を持つ下等幻魔。
目が無く知能も低い。

・ギガメンチース
メンチースの上位種で他の幻魔たちとは比較にならないほどの巨体を誇る幻魔。

・大玄武教経
全高数10mはあろう巨大な鎧兜の造魔。
胸の装甲には豊臣家の家紋が描かれている。

・オフィーリア
邪気を操り、他人を洗脳する術に長けた「幻魔巫女」の異名を取る蛾に似た高等三幻魔の一体。

・クローディアス
石田三成と同化していた巨大なムカデ型の幻魔。
「幻魔宰相」の異名を取る高等三幻魔の一体。

・大甲冑秀吉
秀吉の最後の切り札。機械仕掛けの甲冑には右手に装備された大太刀の他に、機関銃などが搭載されている。

・幻魔母樹
邪気を操り、他人を洗脳する術に長けた「幻魔巫女」の異名を取る蛾に似た高等三幻魔の一体。

・フォーティンブラス
初代幻魔王にして、宇宙の混沌から生まれた創造神。
白い大蛇のような姿をしているのは生け贄の儀式のためであり、真の姿は白い紳士。

・白い紳士
幻魔王フォーティンブラスの真の姿であり、黒き鬼と対をなす白き龍。
礼儀正しくも尊大な言動であり、自分に従わない者は容赦しない。

・ガルガント
信長の右腕として活躍した、幻魔界最強の闘士とよばれる高等幻魔。
強力な波動や幻気弾を放つ幻魔の篭手を駆使する。