特殊部隊FOX隊員。愛称はジャック。
ザ・ボスの最後の弟子で、あらゆる戦闘、破壊、諜報技術等を学ぶと同時に、近接戦闘術“CQC”を彼女とともに創り出した。
バーチャスミッション、スネークイーター作戦にはネイキッド・スネークのコードネームで参加。ネイキッドには”装飾のない(=武器も装備も現地調達)”という意味と、”全ての基本である(=本作戦が今後のFOXによる特殊任務)”という2つの意味が込められている。

美しいブロンドの髪と妖艶なプロポーションを持つ女スパイ。
バイクを華麗に乗りこなし、ブルームハンドル自動拳銃などの銃器の扱いに長ける。1960年にソ連へと亡命した、元NSAのコードアナリスト。
EVAの名でスネークの前に登場。KGBの用意した内通者ADAMの代わりとして、スネークをサポートする。その一方、タチアナの名前でGRU内部にも潜入。
ソコロフとヴォルギンの愛人を演じ、シャゴホッドのデータならびに「賢者の遺産」を手に入れようとした。

ネイキッド・スネークの師であり、彼が最も敬愛する人物だが、アメリカへの亡命を希望していたソコロフを奪取。戦術核発射砲とともにソ連へと亡命してしまう。
スネークイーター作戦を展開するネイキッド・スネークに対して、コブラ部隊を指揮して立ちはだかった。しかし実は、この亡命自体が特殊任務だった。
最後は任務をまっとうするため、ネイキッド・スネークの手により打ち果たされる。

GRUのエリートで構成された山猫部隊を率いる少佐。
それまでブルコフ拳銃を愛用していたが、スネークとの戦いで弾詰まり(ジャム)を起こし、リボルバー向きであることを告げられ、使用する銃を変更した。
スネークに敗れはしたものの、早撃ちを認められるほどの天才的な射撃技術の持ち主。
ただ、自尊心が強く、時にそれが油断となって現れるなど、若さが目につく場面がある。

コブラ部隊の隊員。「至高の痛み」のコードネームを持つ。第二次世界大戦で活躍したウエスター短機関銃を愛用。
バックパックに入れた女王蜂の羽音により、蜂を自在に操ることができる。また、バレットビーと呼ばれる毒性の強い特殊な蜂を体内に飼育しており、この蜂を口から放出して相手の体内に潜り込ませ、死ぬまで体内を食い荒らさせるという技も持つ。
チョルナヤ・ピシェラ主洞でスネークを待ち受けるも敗北。自爆という壮絶な最後を遂げる。

コブラ部隊の隊員。コードネームは「至純の恐怖」を表す。クロスボウを使いこなす。
両肘の関節がそれぞれ2つある特異体質のため、自在に木々を飛び回るなど、人間離れした動きが可能。また、ステルス効果のある迷彩「スパイダー」を着用しており、相手に居場所を知られることなく接近、攻撃を仕掛けてくる。
グラーニニ・ゴルキー南部にてスネークに打ち倒されると、最後はボウガンの矢を巻き散らしながら爆死した。

「真実の終焉」のコードネームを持つ、コブラ部隊の隊員。
近代狙撃術の祖と謳われる伝説のスナイパーで、麻酔弾発射用に改造したレノフ・イクス狙撃銃を愛用。齢は100歳をゆうに超えており、普段は仮死状態にある。
体内に寄生させた苔類に光合成させることで、ほぼ無限のスタミナを有する。そのため、任務では何日も食糧を取らずに行動することが可能である。
生涯最後の獲物としてスネークの命を狙うが敗北。スネークの実力を認め、潔く爆死する。

コブラ部隊の隊員。「無限の憤怒」のコードネームを持つ。
第二次世界大戦後に宇宙飛行士となるが、大気圏突入時の事故により全身を火炎に包まれ焼かれる。以来、痛みを感じることのない体となった。
ソ連製の宇宙服を応用した特殊耐火服を身にまとい、ロケット用の液体燃料を使った強力な火炎放射器ですべてを焼き尽くす。
しかしスネークによって討ち果たされ、最後は怒りの感情とともに爆死した。

元コブラ部隊隊員。コードネームは「深淵なる悲哀」を表す。
かつてザ・ボスとともに戦った伝説の戦士のひとりで、死者との対話や降霊といった霊媒能力を持つ。コブラ部隊解体後はソ連へと戻っていたが2年前、CIAの特殊任務を受けたザ・ボスの手により死亡した。
死後もザ・ボスに憑き、行動を共にしていて、ザ・ボスも雨粒からソローの存在を感じ取っている。

本名エヴゲニー・ボリソヴィッチ・ヴォルギン。ブレジネフ派に属するGRUの大佐で、ザ・ボスの亡命を手引きした人物。
西側ではサンダーボルトと呼ばれて恐れられている。体内に1000万ボルトの電圧を帯電しており、強力な電磁場で敵の銃弾の軌道を変化させることができる。また、電撃を使った攻撃のほか、銃弾を周囲にばらまく技も使う。
父親から受け継いだ「賢者の遺産」を使い、シャゴホッドの建造とフルシチョフ政権の転覆を画策。
権力を手に入れ、再び世界を大戦に巻き込もうとするが、スネークとの戦いに敗北、稲妻に撃たれて最期を遂げる。