第62代北斗神拳伝承者。中国の寧波で生まれ、生後間もなく日本に移り住む。
ケンシロウとはまた違ったタイプの人物で、どこまでも快活で奔放な性格で、朋友(ポンヨウ=親友)のために戦う男である。

希望の目録を持つ少女。サーシャという偽名を使用していた。
目録を託された一家はエリカを除いてナチスに殺された。直観像記憶(一度見たものは忘れない力)により希望の目録を暗記している。

潘光琳の妹で拳志郎の恋人(後に妻)。拳志郎を愛するも、養父である翁洪元から霊王の許婚とされる。
拳志郎は玉玲を「虫も殺せない女」と評していたが、馬賊時代を経て銃の達人となる。

北斗劉家拳伝承者。ナチスに与しドイツ軍の将校(階級は少尉)となり、強さと争乱を求める。
拳志郎の力量に接する事で「天授の儀」とは一切関係無く、純粋に拳士として拳志郎との戦いを願うようになり、剃髪して覚悟を表した。

北斗孫家拳の伝承者で『霊王』(れいおう)を名乗る。耳が良く、百メートル先の囁き声まで聞こえる。
北斗神拳を越える事を目指しており、禁断の奥義「狂神魂」「秘孔変位」を身に付けるため阿片の力を借りた代償に体は崩壊寸前であった。

北斗曹家拳伝承者・章大厳の子で紅華会一番頭・章烈山の異母弟。
美女を好むが、その裏には親への屈折した思いが隠されている。拳志郎に敗北後は改心し、一子相伝の掟に従い、伝承者の章大厳を倒し曹家拳の伝承者となる。

西斗月拳。北斗神拳を憎悪しており、北斗の名を冠する傍流はおろか偽者すら容赦しない。
女を決して手にかけないという信念を持つが、反面男に対してはこの限りではなく、飛燕を捕らえる際には少年を囮にした。